暴君ハバネロの日(11月17日)はどんな日?
✅ 東ハトの「暴君ハバネロ」が2003年11月17日に初めて発売された日。
✅ 名前の由来は「ハバネロ」と暴君ネロのダジャレで、刺激的な味わいが話題に。
✅ 東ハトと、記念日を登録した日本記念日協会が深く関わっている。
「辛いだけじゃない!」を証明したスナック、暴君ハバネロが記念日になるまで
スナック菓子の世界に、まるで火山のように現れた一品。
それが、2003年11月17日に登場した「暴君ハバネロ」です。
初めてパッケージを見たとき、多くの人が驚きました。
「えっ、暴君? ハバネロ? どんな味なんだろう…?」
そして、一口かじれば――「うまっ!……辛っ!!」
でもまた、もう一口食べたくなる。
辛さの中にある、絶妙な旨味。
この中毒性こそが「暴君ハバネロ」の正体です。
そんなクセになるこのお菓子の誕生日が「暴君ハバネロの日」。
単なる商品発売日ではなく、辛さ×旨味という“ウマ辛”文化の幕開けを祝う日でもあります。
今回は、11月17日に隠された意味や由来、そしてこのスナックの裏にある深いストーリーまで、徹底的に掘り下げていきます。
暴君ハバネロの日の由来|なぜ11月17日なのか?
「暴君ハバネロの日」は、記念日名そのものが商品の誕生日です。
2003年11月17日。
この日に、東ハトのチャレンジングなスナック菓子「暴君ハバネロ」が発売されました。
当時、「辛いお菓子」はまだニッチな市場。
スナック菓子=しょっぱい、または甘い。
それが当たり前だった時代に、“激辛”という選択肢を持ち込んだのが東ハトでした。
しかも、このハバネロ。
実は当時、ギネス世界記録に「世界一辛い唐辛子」として登録されていた存在。
そんなハバネロを使ったスナックが登場したのです。
しかも、ただ辛いだけじゃない。
チキン、オニオン、ガーリックという“旨味トリオ”と、リング状のサクサク食感が絶妙に絡み合う設計。
その味のバランスは、まさに“辛ウマ革命”。
20周年となる2023年に、日本記念日協会に正式に認定・登録されたことで、「暴君ハバネロの日」は“辛さの文化の日”として確立されました。
この記念日は、スナック菓子の常識を変えた東ハトの挑戦の象徴でもあるのです。
名前のインパクトだけじゃない!暴君ハバネロの深い世界
「暴君ハバネロ」
この名前だけでも、インパクトは抜群です。
でも、ちょっとした言葉遊びが隠れているのをご存じでしょうか?
この商品名は、実は2つの要素を組み合わせたダジャレです。
1つ目は原材料である「ハバネロ」。
2つ目は、ローマ帝国の第5代皇帝「ネロ」。
暴君として名を馳せたネロと、激辛唐辛子のハバネロ。
「暴君+ハバネロ=暴君ハバネロ」
名前からして刺激的でユニーク。
ここからすでに、商品企画のセンスが光っています。
さらに、このネーミングには“辛さ”を超えたブランディング戦略がありました。
実はこのパッケージや世界観のブランディングには、元サッカー日本代表の中田英寿さんが関わっています。
彼は東ハトの「CBO(最高ブランディング責任者)」として、商品のネーミングやデザイン、世界観づくりに協力しました。
異色のコラボですが、中田さんは日本文化の発信にも深く関わる人物。
「食べるカルチャーとしてのスナック菓子」という視点で暴君ハバネロを再定義したのです。
だからこそ、20年経っても色あせない。
暴君ハバネロは、ただの「辛いスナック」ではなく、カルチャーそのものなのです。
東ハトってどんな会社?暴君ハバネロの生みの親を知ろう
「キャラメルコーン」でおなじみの東ハト。
その本社は、東京都豊島区南池袋にあります。
1952年(昭和27年)に「東京製菓株式会社」として創業。
初代社長の好みによって、「鳩印東京製菓」というブランドで営業を開始しました。
のちに、同名の企業が多かったことから1996年に現在の「株式会社東ハト」に改称。
現在では、「オールレーズン」「ハーベスト」「ポテコ」「なげわ」など、多くの人気菓子を生み出してきた老舗メーカーです。
2023年12月末時点での東ハトの経営状況は以下の通りです。
- 資本金:21億6800万円
- 従業員数:正社員670名、パート等238名
- 売上高:266億円(2023年12月期実績)
この規模感を見ても、東ハトが一流の食品メーカーであることが分かります。
そんな中でも、暴君ハバネロは“異端児”とも言える存在。
「定番とは違うものを作る勇気」と「食のトレンドを先読みする視点」を持っていたからこそ、この商品は誕生したのです。
よくある質問で知る!暴君ハバネロの日の豆知識
Q1. 暴君ハバネロはどこで買えるの?
暴君ハバネロは、全国のコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどで広く販売されています。
また、東ハトの公式通販やAmazon、楽天市場などのネットショップでも購入可能です。
最近はピーナッツ入りタイプも登場しているので、辛さと香ばしさの両方を楽しめますよ。
Q2. 辛さが苦手でも食べられる?
「激辛」と聞くと怖いイメージがありますが、暴君ハバネロの辛さは「旨味」を引き立てる設計になっています。
辛さレベルで言えば「5」程度で、辛い物が少し苦手な人でも「最初は辛いけどクセになる」とリピーターになる人も多数。
一方で、もっと刺激を求める人には「魔王ジョロキア」がおすすめ。
こちらは辛さレベル「7」で、レモングラスの酸味が加わった“スッパ辛”仕様になっています。
Q3. 記念日に何かイベントはある?
2023年の発売20周年では、新商品の発売やプレゼントキャンペーンなど、様々な企画が実施されました。
今後も記念日に合わせて、SNSキャンペーンや期間限定フレーバーが登場する可能性は高いです。
特に、東ハト公式X(旧Twitter)などでの発信には注目です。
まとめ|暴君ハバネロの日は“辛ウマ革命”の記念日
「暴君ハバネロの日(11月17日)」は、辛さと旨さの融合がスナック界に革命を起こした日です。
スナック菓子といえば甘さや塩気が主流だった時代に、あえて「辛い」という選択をした勇気。
それをただの話題で終わらせず、味の設計、ブランド戦略、ネーミング、そしてパッケージに至るまで、すべてが高い完成度でまとめられていたからこそ、20年経っても多くの人に愛されています。
あなたもぜひ、11月17日には「暴君ハバネロ」を手に取ってみてください。
ただ辛いだけじゃない。
「クセになる辛さと旨さ」を、もう一度体験してみましょう。
今日は何の日(11月17日は何の日)
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