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水泳の日(8月14日)|由来・歴史・イベント・豆知識を徹底解説

水泳の日の由来や歴史、全国イベント情報を紹介するブログ用キービジュアル
目次

水泳の日(8月14日)はどんな日?

✅ 日本水泳連盟が水泳の普及と水難事故防止を目的に制定した日。
✅ 戦後に制定された「国民皆泳の日」を引き継ぎ、2014年に改称。
✅ 公益財団法人・日本水泳連盟と公式マスコット「ぱちゃぽ」が深く関わる。


真夏の太陽が水面をきらきらと照らし、肌に感じる水の冷たさが心地よく広がる。

水泳の楽しさは、体を動かす喜びと、水の中で自由に漂う感覚が一度に味わえること。

そして何より、泳げることは「命を守る力」に直結する。

そんな水泳の大切さを、日本全国に広めるために生まれたのが「水泳の日」です。

この記念日は、ただのスポーツ記念日ではありません。

競技人口の拡大、水難事故防止、健康増進という三つの大きな使命を担い、全国のプールや海辺でさまざまなイベントが行われます。

スローガンは「泳いでつながる笑顔の輪」。

水の中で笑顔になった人が、また別の誰かを笑顔にしていく。

そんな連鎖を、この日を通じて広げることが目的です。

水泳の日の由来と歴史的背景

「水泳の日」は、公益財団法人・日本水泳連盟が2014年(平成26年)に制定した記念日です。

しかしその歴史は、戦後間もない1953年(昭和28年)にまでさかのぼります。

当時、日本は戦後復興の真っ只中。

海に囲まれた海洋国家であるにもかかわらず、水難事故による犠牲者が後を絶たず、特に子どもの事故が深刻でした。

この状況を変えるため、日本水泳連盟は「国民皆泳の日」を制定します。

目的は国民全員が泳げるようになること、そして健康の増進。

制定当時は学校教育の中でも水泳が重視され、地域の河川や海で練習する光景が当たり前でした。

しかし、都市化や生活環境の変化により、水辺で自然に泳ぎを覚える機会は減少。

これを受けて、2012年に日本水泳連盟が掲げた「ドリームプロジェクト2020」の一環として、記念日を刷新する計画が動き出します。

そして2014年、「水泳の日」として新たにスタート。

従来の「国民皆泳の日」の理念を引き継ぎつつ、より幅広い世代が水泳を楽しみ、安全を学び、そして競技力を高めるための全国的なイベントデーとなりました。

2020年には日本記念日協会にも登録され、全国的な認知が進みます。

水泳の日にまつわる意外な豆知識

水泳の日のスローガン「泳いでつながる笑顔の輪」には、単なる競技普及以上の想いが込められています。

泳ぐことは一人では成り立ちません。

コーチや仲間、家族の支えがあってこそ楽しめるスポーツであり、その関係性を「笑顔の輪」という言葉で表現しています。

もう一つの見逃せないポイントは、日本水泳連盟の公式マスコット「ぱちゃぽ」。

このキャラクターは2001年の世界水泳選手権の大会マスコットとして誕生し、大会終了後も人気の高さから公式キャラクターとして採用されました。

河童をモチーフにしたデザインには、水と親しむ文化をユーモラスに伝える役割があります。

ぱちゃぽはイベントや公式グッズ、SNSなどでも活躍し、子どもたちに水泳への親近感を与えています。

また、世界各国にも似た取り組みがあり、アメリカでは「Learn to Swim Day」、オーストラリアでは「Water Safety Week」が開催されます。

しかし、日本のように「全国規模で同日に水泳を楽しむ日」を持つ国は珍しく、その独自性がこの記念日の価値を高めています。

水泳の日と日本水泳連盟

日本水泳連盟(JASF)は、1924年(大正13年)に「大日本水上競技聯盟」として創立されました。

初代会長は東京大学法学部教授の末弘厳太郎氏。

彼は法律家でありながら、水泳を通じた国民の健全な発展を強く願っていました。

戦後の1945年(昭和20年)に「日本水泳連盟」として再発足。

1974年(昭和49年)に法人認可を受け、2012年(平成24年)には公益財団法人となります。

その活動は国内の競技統括だけでなく、オリンピックや世界水泳選手権、アジア大会など国際舞台への選手派遣も含まれます。

また、連盟は月刊誌『月刊水泳』を発行し、技術解説、選手インタビュー、水泳教育の情報を発信。

「水泳の日」もこうした活動の延長線上にあり、スポーツとしての水泳だけでなく、命を守る知識や水辺の安全文化を広める役割を担っています。

水泳の日の楽しみ方とイベント

水泳の日には、日本全国で多彩なイベントが行われます。

  • 初心者向け水泳教室
  • 親子で楽しむ水中運動会
  • 水難事故防止講習会
  • 競技水泳大会
  • 障がい者向け水中リハビリ体験会

特に親子参加型イベントは人気が高く、プールを貸し切っての安全指導や、タイム計測体験などが好評です。

また、一部地域では夜間ライトアッププールでのスイムイベントや、アクアビクス体験会も開催されます。

水泳の日に関するよくある質問

Q1. なぜ8月14日なのですか?
A. 1953年制定の「国民皆泳の日」を引き継いだ日付で、夏休み期間中で全国的に水泳イベントを行いやすいためです。

Q2. 誰でも参加できるイベントはありますか?
A. はい。初心者向けの教室から競技会まで、年齢・経験を問わず参加できます。

Q3. 泳げなくても参加できますか?
A. もちろんです。泳げない方向けの水慣れ教室や、水中安全講習も多数開催されています。

水泳の日のまとめ

水泳の日は、日本水泳連盟が水泳の普及と安全啓発を目的に制定した特別な日です。

1953年の「国民皆泳の日」の理念を引き継ぎ、2014年に現名称へと改称。

競技力向上だけでなく、誰もが水を楽しみ、安全に親しむ社会を目指しています。

海や川、プールでの活動を通じて、人と人がつながり、笑顔が広がっていく。

その輪の中心にあるのが、8月14日の「水泳の日」なのです。

今日は何の日(8月14日は何の日)

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