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はんだ付けの日(7月25日 記念日)由来や意味、豆知識や関連イベントを徹底解説!

はんだ付けの日に関連する電子部品と工具が並ぶカラフルなペーパーアート

金属同士をつなぐ小さな輝き、「はんだ」。

電子機器や工作、モノづくりの現場で欠かせないこの“技術”に光を当てる日が、毎年7月25日にあります。

それが「はんだ付けの日」。

日々の生活に欠かせない家電や電子機器、車、医療機器…。

その多くが「はんだ付け」という技術で支えられているのに、意外と知られていません。

この記念日は、そんな影の主役ともいえる「はんだ付け」の重要性を多くの人に伝えるために設けられました。

普段気にすることのない「はんだ付け」ですが、その世界を少し知るだけで、日常がより面白く見えてくるかもしれません。

本記事では、なぜ7月25日が「はんだ付けの日」となったのか、その意味や背景、関連する団体や技術の豆知識を、わかりやすくご紹介します。

モノづくりや電子工作が好きな方だけでなく、「ちょっとだけ豆知識を増やしたい!」というあなたにも、楽しんでいただける内容です。

✅7種類の元素が由来
✅最適温度250℃にちなんだ記念日
✅職人技とアートの世界を知れる

目次

はんだ付けの日とは?その由来と理由を深掘り!

「はんだ付けの日」が制定されたのは、日本の電子工作・モノづくり文化を支える「はんだ技術」をもっと広めたいという願いからです。

この記念日は、滋賀県東近江市にあるNPO法人・日本はんだ付け協会が制定しました。

そして、記念日としての正式な認定は、一般社団法人・日本記念日協会によって行われています。

では、なぜ7月25日なのか?

その秘密は、はんだを構成する元素の数と温度にあります。

はんだに使われる代表的な元素は以下の7種類:

  • Sn(スズ)
  • Pb(ナマリ)
  • In(インジウム)
  • Ag(ギン)
  • Cd(カドミウム)
  • Bi(ビスマス)
  • Sb(アンチモン)

この「7種類の元素」が「7月」に対応。

さらに、「はんだ付け」に最適とされる温度が約250℃であることから、「25日」が選ばれました

つまり、「7月25日」は、技術的な観点と科学的な根拠から導かれた、まさに“はんだ”にふさわしい記念日なのです。

そしてこの日は、はんだ技術の普及活動やイベントの実施を通じて、より多くの人に「はんだの魅力」を知ってもらうための日でもあります。

はんだ付けの日にちなんだ豆知識3選!

① はんだの語源は「半田」?

実は「はんだ」という言葉は漢字で「半田」と書きます。

これは中国の古い文献などに由来し、「スズと鉛の合金」を意味する言葉として使われてきました。

日本では明治時代からこの合金を「半田」と呼び、金属接合の必需品として定着しました。

② はんだ付けは“職人技”

表面的には「金属を溶かしてくっつけるだけ」に見えるはんだ付け。

ですが実際は、温度調整、材料の選別、タイミング、手元の安定、など“匠の技”が求められる作業です。

例えば電子基板では、極小サイズの部品を正確に接合する必要があり、少しのミスが製品全体の性能に影響を与えることも。

日本のものづくりの品質を支えている陰の立役者なのです。

③ はんだ付けは“アート”にもなる!

日本はんだ付け協会では、技術だけでなく創造力も問われる「はんだ付けアートコンテスト」も開催されています。

はんだで絵を描いたり、立体的な作品をつくったりと、これまでの“工業技術”という枠を超えた表現が行われています。

子どもから大人まで、技術と芸術の融合を楽しめるイベントとして人気を集めています。

はんだ付けの日に関わる団体・人物・生き物とは?

日本はんだ付け協会とは?

「はんだ付けの日」を制定した団体、それがNPO法人・日本はんだ付け協会です。

滋賀県東近江市に本部を構え、2006年に設立されたこの協会は、はんだ付け技術の普及と品質向上を目的に活動しています。

主な取り組みには以下のようなものがあります:

  • はんだ付け技能検定の実施
  • はんだ付けアートコンテストの開催
  • 学校・企業向けの技術講習
  • YouTubeやSNSでの技術解説動画の配信

この協会の取り組みにより、日本国内だけでなく、アジア各国への技術指導も展開されています。

“職人技”から“未来のエンジニア育成”まで、幅広くモノづくりを支える活動を行っているのです。

はんだ付けの日に関するよくある質問

Q1. はんだ付けって誰でもできるの?

A. はい。家庭用のはんだごてと簡単な材料があれば、初心者でも始められます。
ただし、電子基板の修理などは専門知識が必要なので、まずは練習キットやワークショップから始めるのが安心です。

Q2. 子どもでも体験できますか?

A. 日本はんだ付け協会では、親子向けワークショップも開催されています。
安全な低温はんだや指導者の付き添いがあるので、楽しみながら技術を学ぶことができます。

Q3. はんだは体に害はないの?

A. 鉛入りはんだ(Pb)は人体への影響があるため、近年では鉛フリーはんだが主流です。
作業時には換気や手洗いを徹底することで、安全に使うことができます。

はんだ付けの日をきっかけに、モノづくりの世界を覗いてみよう!

「はんだ付けの日」は、ただの技術紹介にとどまりません。

それは“手作業の精密さ”と“人の工夫”が交差する、モノづくりの奥深さに触れるチャンスです。

スマホも、冷蔵庫も、自動車も。

私たちが毎日使うものの裏には、無数の「はんだ付け」が存在しています。

そんな縁の下の力持ちに思いを馳せ、少しでもその世界に触れてみてはいかがでしょうか?

夏休みの自由研究、親子体験、ものづくりイベント…。

きっかけは何でもOK。

あなたの好奇心が、未来のエンジニアやクリエイターへの第一歩になるかもしれません。

今日は何の日(7月25日は何の日)

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