新しい年が始まり、そろそろ日常が戻ってくる1月6日。
この日は「御用始め」や「取引所大発会」といった新年の仕事を象徴するイベントがある一方で、「東京消防出初式」や「顕現日」など文化的にも多彩な記念日が揃っています。
また、ユニークな食べ物の記念日や地域独自のイベントもあり、全国各地で様々な形で祝われる日でもあります。
この記事では、そんな1月6日に焦点を当て、日常や話題作りに役立つ情報をたっぷりとお届けします。
御用始め・仕事始め
新年の仕事のスタートを告げる日
1月6日は多くの企業や公務員が新年最初の業務を開始する「御用始め」または「仕事始め」の日です。
日本の多くの企業では、社員全員で新年の抱負を語り合ったり、初詣を行ったりすることが恒例行事となっています。
特に老舗企業では、創業者や神様に感謝を伝える「新年祈願祭」を行うところも。
あるサラリーマンの体験談によれば、「新年初日にみんなで神社にお参りし、その後にオフィスで振る舞われるお雑煮がとても楽しみでした」とのこと。
このように、御用始めは単なる業務開始だけではなく、年の始まりを皆で共有する大切な時間となっています。
取引所大発会
日本経済の鼓動が聞こえる瞬間
1月6日は日本の株式市場が新年の取引を開始する「取引所大発会」の日。
この日は、証券取引所で特別なセレモニーが行われ、通常の取引時間よりも短縮されるなど、特別感が漂います。
新年の相場は景気を占うバロメーターとして注目され、株式市場に関心がない人でもニュースで耳にすることが多いのではないでしょうか。
とある投資家は「大発会の日の取引は特別な緊張感があります。一年のスタートが好調だと、年間の期待も高まりますね」と語ります。
これを機に、経済ニュースや株式市場に興味を持ってみるのも良いかもしれません。
東京消防出初式
伝統と現代技術が交錯するイベント
「東京消防出初式」は、東京消防庁が主催する新年の恒例行事です。
日本橋の町火消し文化から始まったこの行事は、江戸時代の伝統を現代に受け継いでいます。
特に注目なのは、勇壮な「はしご乗り」の妙技。
私も一度観覧したことがありますが、スリル満点のパフォーマンスには心が震えました。
また、近年では最新の防災技術を展示するコーナーもあり、家族で楽しめるイベントとしても人気です。
六日年越し
正月飾りを片付ける節目の日
六日年越しとは、正月行事の終わりを意味する日です。
お正月に飾られていた門松やしめ縄を片付け、新しい年のスタートを再確認する日とされています。
この日に行われる「どんど焼き」で飾りを燃やすことで、無病息災を祈る風習もあります。
顕現日(エピファニー)
世界中で祝われるキリスト教の祭日
顕現日は、キリスト教において東方の三博士がイエス・キリストの誕生を訪問した日を記念します。
西洋では「ホーリー・スリー・キングス・デー」としても知られています。
この日は特別なパン「ガレット・デ・ロワ」を食べる習慣があり、私もフランスでこれを体験しました。
中に小さな人形が隠されていて、当たった人がその日の「王様」になるという楽しいルールがあります。
その他の記念日
- 色の日: 色に関連する商品や文化を振り返る日。
- ホーリー・スリー・キングス・デー: 西洋で顕現日を指す。
- ケーキの日: 1879年に日本で初めてケーキが販売された記念。
- 佐久鯉誕生の日: 長野県佐久市が誇る名産品、鯉の記念日。
- まくらの日: 良質な睡眠を考える日。
- カラーの日: カラー写真が普及したことを祝う。
- イチロクの日: 手巻きロールケーキの日として、スイーツ愛好家に人気。
- メロンの日: フルーツの王様、メロンを味わう日。
- 良寛忌: 書家・良寛を偲ぶ日。
記念日の豆知識やトリビアを楽しむ
1月6日にまつわる記念日は、新しい年のスタートを感じさせるだけでなく、伝統や文化について深く考えるきっかけにもなります。
これらの行事をきっかけに、家族や友人と新しい発見や話題を共有してみるのはいかがでしょうか?
まとめ
1月6日は、「御用始め」や「取引所大発会」、さらには「顕現日」といった多彩な記念日が詰まった特別な日です。
日常の中にある小さな記念日を知ることで、新しい年をより豊かに感じられるかもしれません。
ぜひこの機会に、1月6日を自分なりに楽しむ方法を見つけてみてください。